ちょっとした不注意や予期せぬ瞬間に傷ついてしまう車のボディですが、日々大切にしている車が傷つくのはとても悲しいものです。その際に気になるのが車の修理代や修理期間であり、日々の通勤や買い物など、日常的に車を使う方はとくに気になるところですので、今回は鈑金塗装にかかる時間を詳しく解説していきます。その他、鈑金塗装の際に知っておきたいポイントなども解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
鈑金塗装の必要性
車を傷つけてしまったとき、デザインや色あせなどが気になって修理に出す方がほとんどでしょう。傷や凹み程度ではあまり重視されない機能性の面ですが、実は変化した部分をそのままにしておくと、以下のようなトラブルが生じる可能性があるのです。
- 擦った部分からサビはじめてしまう
- サビが内側にも拡大してしまう
- 凹みなどから歪みが生じて、扉が閉まらなくなってしまう
小さな傷でもそのままにしておくことで十分に機能性に悪影響を与えてしまいます。些細なトラブルでもできるだけ早めに修理に出し、愛車を大切にしましょう。
鈑金塗装にかかる時間
一口に鈑金塗装といっても、塗装する場所によってかかる時間もそれぞれ異なります。この項目では、傷がつきやすい車のパーツを集めましたので、それぞれの部品によって塗装にかかる時間を確認していきましょう。
バンパーやフェンダーなど
衝突系の事故で最も傷つきやすいのがバンパーやフェンダーの部分ですが、ちょっとしたかすり傷や小さな傷であれば3時間程度で修理が完了します。その日のうちに持ち帰れるので、忙しい方でも安心です。
ただ、傷や凹みの範囲が広い場合は数回にわけて塗装を行うため、日数もその分かかってしまうと見込んでおきましょう。また、ライトや内部の部品まで支障をきたしている場合もあるため、どのような状況かは自己判断せず、プロにしっかり判断してもらうのがおすすめです。
クオーターパネル
あまり傷がつかない部分だからこそ、修理が少し長引いてしまうのがクオーターパネルです。さらにドアの部分も損傷している場合には、10センチほどの傷で5日ほどの修理期間を見込んでおきましょう。
クオーターパネルに関しては、1日で修理が終了することはあまりありません。普段通勤などで車を利用している方は、大型連休や休みをとって修理に出すことを想定しておいてください。
リアバンパー
後ろについているバンパーのことをリアバンパーと呼びます。リアバンパーに関しては、浅い傷であればほとんどフロントバンパーと変わらずに修理を終えることができます。
リアバンパーは追突やバックからの衝撃を和らげてくれる車の中でも非常に大切なパーツのひとつです。バックの際に傷をつけてしまうことが多いので、傷や凹みは見逃すことなくしっかり修理しておきましょう。
そのほかに時間を左右するポイントになること
パーツ以外にも業者の事情や時期、愛車の車種によって修理時間は大きく左右されます。この項目では、自分自身の車や業者の状況を判断する際のポイントを紹介しますので、おおよその目安を立てるときの参考にしてみてください。
傷の範囲はどのくらいか
傷の範囲や大きさが、最も時間に関係するポイントといえるでしょう。ただ、広範囲=時間がかかるというわけではありません。たとえば小さなすり傷であれば少し広い範囲でもすぐに修理してもらえますが、小さい傷や凹みでも内部まで大きな損傷が生じていたり、ライトにひびが入ったりしている場合は即日の修理は厳しいでしょう。
繁忙期ではないか
ゴールデンウィークやお盆などの長期休みになると、必然的に外出頻度が増えます。そのため、車の事故やトラブルも比例して増加するため、ほかの時期よりも繁忙期になる傾向にあるでしょう。
「すぐに修理してもらいたい」「明日にでも車が必要」という方は、この時期を避けて修理に出すのをおすすめします。
部品交換がスムーズにできる車種かどうか
また、車の車種によっても修理にかかる時間が大きく異なります。とくにオリジナルカラーで塗装された車、外車などの場合はパーツや塗料の取り寄せに一定の時間がかかってしまいます。
もしお急ぎの修理を希望するなら会社は専門のディーラーへ、そしてオリジナルカラーやカスタム車は購入したお店へ連絡をしてみましょう。
まとめ
今回は鈑金塗装にかかるおおよその時間やポイントを紹介しました。車の傷や凹みはそのままにしておくと、より大きな事故やトラブルを招くきっかけになってしまいますので、ぜひ信頼できるお店を選ぶようにしてください。
『ムーヴ*カー 秋ヶ瀬店』では迅速かつ丁寧な対応をモットーに、国産、輸入車問わず鈑金塗装を行っています。大切な愛車をまごころ込めて念入りにに施工してます。「明日も車を使う用がある」「早めに直したい」という方はぜひ一度お気軽にお相談ください。
大切な予定がダメにならないように最善を尽くします。